近畿地方のグルメというと大阪や京都がフューチャーされることが多いのですが、実は奈良県は日本の歴史上、都として最も早くその形を整えて発展したところだけあり、実に歴史のある郷土グルメがたくさんあるのです。
鄙びた素朴なものが主流の奈良県の郷土料理は、最近の健康指向からくる素食ブームや伝統食ブームもあり注目されています。
奈良では「大和の朝は茶がゆで明ける」と言われるほど、庶民の中で普段着のご飯として受け継がれきたのが「茶がゆ」です。
ねばりがなくさらっと炊き上げたのが特徴で、夏場は冷やして食べても美味しいものです。
また駅でもよく販売されていて、列車の中で食べるのにも適している「柿の葉寿司」は夏さばをしめたひとくち大のさば寿司を、消毒の作用もある柿の葉で包んだもので、さば他にもサーモンや海老、鯛等もあります。
さらに「めはり寿司」は、温かいご飯で作ったおにぎりを吉野地域で栽培されている高菜やマナの漬物でくるんだもの。
昔はどの家庭でも作られていた奈良の名物で、目を見張るほど大きいからその名が付いたと言われています。